家庭菜園(とうもろこし)
2012.06.09 09:59|日々の暮らしの中で|

とうもろこしも育てやすい。この場所は土地が痩せていてあまりいい場所とはいえないがちゃんと成長してくれた。 主枝がどんどん伸びて成長が止まった頃にてっぺんの雄穂が開き、次に下にある雌穂がモヤモヤとした絹糸を出す。 それを待っていたかのように雄穂から霧のような花粉が雌穂の上に落ちて受粉をする。それは絶妙のタイミングで起こり間違うことがなく、自然界のものは完璧な摂理のもとに営まれているということを実感できる。
とうもろこしも実が食べられるようになった頃に鳥が狙ってくるので防護の網が必要だ。網を被せていたら気分が悪くなってきた。網は細かくて見づらく、見にくいものを凝視しなければならない(この間までの自分の職業のよう)ので眩暈を誘発しやすい。支柱を立てるのに一日、骨組みの竹を組むのに一日、そして網を張るのに一日かかった。 今までのように一度に済ますことができないので日数がかかる。なんという遅さだろうか
