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    局面と全体像

    2014.07.06 10:27|日々の暮らしの中で
    私は今、34年間にわたって歯科医業を営んできた診療所の後片付けをようやく終わりつつある。2年以上前に廃業した当時に廃棄処分にしたものもあったが体調の事もあり、多くはまだ整理が進んでいなかったのである。

    殆どの器具や備品類を運び出し処分をした。細かい器具類が無数といっていいくらいあり、それらの仕分けには苦労した。細かいものを見ていると持病の目まいが起きるので休み休みしか出来ない。全部を一緒にして捨てるならさほど苦労はしないがそういうわけにはいかない。今は医療廃棄物を下手に捨てると大変なことになる。

    それにしても開業当初に買い込んだもので開封していないものが一杯あるのには驚いた。毎日の診療に追われているうちにそれらがあることさえ忘れていたのである。金属製のものは見た感じは包装されたままで新品同様であった。特にステンレス製のものは変化がない。でも同業者でそういうものを欲しがる者はいないし、販売の会社でもそんなものを今更引き取ったりはしないので捨てるしかない。他に使い道がないが床の間に飾っておくわけにもいかない。

    しかし廃棄の時に廃棄現場の人や廃棄業者がそれらを見て「こんなきれいなもの捨てるのもったいない」と言っていくつかを持って帰ってくれた。こちらも「役に立つなものがあったら持って帰ってよ」と持ちかける。でも日常生活で役に立つものは極めて少ない。歯科医療器具は特殊なものなので転用が効かない。

    私は器具や備品の消えた診療室で愛犬と共にしばしの時間を過ごした。彼は整理作業を続けている期間の殆どを私にお供してきたのである。窓は全開にしているのでそよ風が入って心地よい。すると自然に瞑想状態に入っていた。

    今振り返るとここでの出来事はまとめて一つのものとして感じられる。34回の春夏秋冬を過ごしてきた場所、様々な感情の体験があった場所。慌てたりイライラしたり、嬉しかったり、腹が立ったり............。またいっぱしの歯科医として人や世の中のためにお役に立ってこられたのだろうか?これはいささか自信がない。

    一通りの感情体験をここでしてきたがそれらが今は一つのものとして感じられる。やっている当時は長く感じたが終わった今はとても短く感じられる。その体験は年数の長さに関係なく自分の魂の歴史に刻まれていくのであろう。そしてそれは永遠の人生という尺度から見た時、点のようなものかもしれない。

    人が死後自分のこの世の人生を振り返った時、自分の人生はあっという間だったと感じるのかもしれない。長い人生苦しい等と考えながら生きている人も多いかもしれないが終わってみれば早かったと感じるのではないだろうか。とにかく後で振り返ると時間は凝縮されて短く感じるようである。自分の子供時代は一年がとても長く感じたものだが、今子供の頃を振り返るとそれらは一瞬の出来事のように思える。人生は長いようで短い。近頃は時間の経過が2倍くらい早く感じるようになった。

    様々な出来事もその局面だけを見ればさも重大な事のように感じる。局面しか見えないから慌てることになる。ところがしばらく後になると全体像が見えるようになっているので理解の仕方が違ってくる。人間はそのようにして自分の視野を広げながら成長していくのだろう。そして死後は肉体の束縛から解かれると一層視野が広がってくるのであろう。




    コメント

    No title

    大空さん お疲れ様です。  

    私はまだ大空さんの後輩なので第三コーナーを曲がって最後の直線にはいったところでしょうか。

    でもこの時期に霊的真理に目覚めさせていただいたことを本当に感謝しています。

    この真理に気がつかねばどんなに不様な晩年になっていたか恐ろしい限りです。

    まだ最後の直線からゴールまでお時間をいただけそうなのでしっかり準備をして妻に会いにいこうと思います。


    No title

    長きにわたって、歯科医として、貢献してこられたのですね。
    素晴らしいことだと、思います。

    中高年と呼ばれる歳になって、歯の大切さが、身にしみます。

    それにしても、こちらの世界は、物質を手に入れたり、手に入れたものを片付けたり、処
    分したりに、多くの手間と時間を費やさないといけないですね。

    No title

    ゆきこさん

    歯科医院の片づけはほぼ終わりましたが、それと並行して実家の方の片づけもやってきました。これも恐ろしいほどの物質の穢れが溜まっていました。祖父の代からのものもあり、仕分けに時間を取られました。昔、母が嫁入りの時の桐のタンスもありましたが今は何の役にも立っていません。見た感じも陰気なので思い切って自分で解体してしまいました。父の洋服ダンスも解体して粗大ごみに出してしまいました。帰省中の息子と一緒に解体しましたが私たちはこういう冗談を交わしながら作業を進めました。

    私:おじいさんがこう言っているぞ。「ワシの大切にしてきたタンスをよくもこんなにしてくれたなー!」 

    息子:わー、そうか! ハハハハ

    母の箪笥を解体する前には私は母を感得してみました。そういうものはお前が好きなように処分すればいいというテレパシーを受けたので躊躇なく解体してしまいました。役目の終わった物質は何の意味もないわけです。そういうものにこだわっていてもあちらに行った人はもうそんなものには関心は無くなっているのですから。
    それにしても物質の世話にほとんどの時間を費やすなど、もううんざりです。
    早く物質の世話にならずにいられる世界に行きたいと思う事が多い昨今です。
    こんなこと言うとあちらから叱られそうですけど。

    No title

    コバチャン本舗さん

    疲れてもまだ実家の方の片づけが残っています。これも大変です。

    小林さんが霊的真理への目が開けてきたのはほぼ計画されていたのかもしれません。奥様の他界を含めて身の回りの状況が自然に整えられてきていたと思います。

    これからは様々な課題が現われてくることでしょう。

    No title

    様々な課題はちょっと怖いけど、
    妻を亡くした課題より大きな課題はないと思いますので
    魂の修行だと思い、頑張っていきます。

    大空さん  ありがとうございました。
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