自分のしている事がわからない
2022.01.23 05:00|インスピレーション|

地上の人間の視野は狭く目先の事しか見えない。全体の一部しか目に入らないので何が起こっているか分からず自分がどこに向かっているかも知らない。昔の事を振り返ってやっとその意味がわかる。後になってわかる。多くの人間が間違いを起こすのはその致命的とも言える視野の狭さが原因している。自分のしている事が分からない理由は肉体に宿り、閉じ込められているので物質界のことしか認識出来ないから。
追記
以下は去年の11月頃に他界されたある人からのメッセージです。
「私は欲張り過ぎでした。あれもこれも自分がやりたい放題やって来たのです。今思えばあれ程色々な事をする必要はなかったのですが私はやり出すと止まらない性分でしたから。本当はこの世の人生反省だらけです。人々はよく私の事を受け入れてくれたものだと有難く感じています」。
肉体に宿ったこの世の人生では霊的視野が働きにくいのでどうしても自分の衝動に突き動かされてしまいがちです。地上人生の間でも暫く時間が経つと、ああ、自分はあの時こうするべきだったのに、あれはまずかったなと後悔するものです。死後においては霊的意識が直に働くようになるので一層そういう思いが強くなるのではないかと思います。